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最初に受けたかった歯科治療(9)

◆2018年4月10日 19回目 左下37番
本日は左下奥の土台を作り、仮歯作成です。
37番は自分の歯は黒くなっていて、本当に薄い状態で、しかも一面は無い状態。しかも歯髄の方にはヒビが入っていて、助かるか?助からないか?ギリギリの歯だとのこと。
ラバーダムはやはりかからず、唾液が入らないよう、いつものように最大限のツールを使い術野を確保して、先生は神経を集中させて処置を進めます。難しいところにコアを2本と1本入れて、気泡が全く入らないよう、接着を完全にしつつ、土台形成完了!
マイクロスコープ下なので、0.1mm足りないとか言いつつ、レジンを足していきます。
土台を再現してみると、またもや捻転&前への傾きがはっきりしたようです。
これまでの歯医者さんでは、こういう元の状態は無視されて、無理矢理型取りをしたクラウンを被せられています。そんな事全然知らなかったですし、考えたこともありませんでした。

今日もスゴく難しい処置だと思うのですが、先生はいつものように「イヤ〜、こういう状態の歯は普通に出来ないんだよ〜。特殊なことをいくつも組み合わせて、出来る事は何でもやって、助けたいよね!ここまでキレイにしたんだから、絶対助けたいよねー!」とつぶやきながら、淡々と手を動かしていきます。たまにアシスタントの方に嫌みを言いながらですが(笑)、それだけ真剣なのだと思います。私はいつものように神さまに祈りながら、先生に応援のエネルギーを送ります。
その甲斐あってか、レントゲンでの人工コアの確認も問題無し。ちゃんと深く入っていました。
で、仮歯の作成、の段階で今回は問題発覚。全く自分の本来の歯の型が分からない。
何故かというと、今ハメられているクラウンが全くおかしな型なので、参考にならない。最初の先生がちゃんと作らないと後の先生は本人の元の歯を見た事がないから、想像するしか出来ないんだけど、それにしても、想像すら出来ない状況だよね!と。
手前の36番の型もおかしいし、傾いているし…。結局、アシスタント方の意見で、36番のクラウンを外してみることに。
私みたいな噛み締めの人には絶対に使ってはいけない「ハイブリッド」。金属と硬質レジンのクラウンを使われている事に先生は大憤慨。(因みにこれは前の歯医者さんで、この中から選んで!と言われ、私なりに歯の事を考えて選んだモノ。知識の無い素人に金額のために選ばせる事も間違いなんだ!と分かった瞬間です)
そして、噛み合わせが全くおかしく、噛んではいけないところで噛むように作られたクラウン。

先生はあまりにびっくりして私の顎や首の筋肉がどうなっているのか思わず触ります。咬合面も全く作れず、歯が脳に与える影響も全く考えられていない最悪の治療。あまりにひどい状況を発見し、予定以上の治療となっていきます。


「何年前にこの歯になったんですか?これじゃ身体きつかったでしょうね。体調がかなり悪かったでしょう。良く普通に生きて来られましたね。」と。
そうか!毎日、毎朝スッキリ起きられず、身体がだるくて仕方なかったのはコレが原因だったのか⁉︎どおりで何をやっても完全にスッキリはしなかったんだ!と今更ながら納得。私は人一倍敏感なので、特にセンサーが鋭敏に働き、脳に異常信号を送り続け、身体は常にストレス状態になってしまっていたのでしょう。
大好きだった祖母が鼻や目の不調を訴え続けていたのも、今思えば歯が原因だったかもしれないなぁ、気付いてあげられなかったなぁ、かわいそうな事したなぁ、と回想。


最近知ったドイツの活性酸素を酸素に変える機器や、ロシアの周波数調整機器など、高額な健康機器も素晴らしいのですが、そういったものでは構造物の高さや向きは変えられないので、骨や歯と言った部分には物理的な処置が必要なんだなぁ、どんなに素晴らしいものでもオールマイティではないんだなぁ、などの考えも浮かんで来ます。
それにしても、早く外したい!と思っていた36番の被せ物をこのタイミングで外してもらえるとは想定外です。ラッキー〜(๑˃̵ᴗ˂̵)v
外しただけで超スッキリ〜。首と肩が軽くなりました!歯茎もスッキリ。先生もここの歯周病はこれだけで良くなるんじゃない⁉︎と一言。上手くお掃除出来ない被せ物の型のせいで歯周病にもなってしまうとは、本当に残念な事です。


先生曰く、「技工士さんの本当に優秀な方は3%だけど、その中でも天才的な技をもつ方になると0.3%しかいないからね〜」と。
そして更に続けます。「歯医者さんも一生懸命やっているんだけど、こんな事やったらダメなんだよ。された方がその後どうなるのか?全く考えられていない。本当に困る。歯は直接脳に影響を与え、自律神経系統をおかしくするし、ホメオスタシスも正常でなくなる。歯に金属は絶対に使ってはダメなんです。金属は交感神経を常に興奮させるから。あなたは金属とこの噛み合わせのせいで、交感神経ばかりが働いて、副交感神経が上手く働いていなかったはず…」と。
心当たりがありました。夫が以前開発に携わった自律神経を計測する機器で、誰もがリラックスして副交感神経優位になるところで、私は交感神経優位になっていて、「おかしいんやないか⁉︎」と笑われたことがました。機器の性能が悪いんじゃない!?と反論しましたが、は正しく測定していた、ということですね。


「歯学部では歯が脳(交感神経)に影響を与えるなんて事は教えないから、仕方ないといえばそれまでだけど、私は自分で治療する中で気付いたんです。歯医者という存在は世の中から無くした方がいい。医者の中で優秀なヤツが歯医者になればいい。」と。
先生のおっしゃること、良くわかります。
確かに今までの歯医者さんは「歯」しか見てない。「歯」がムシ歯かどうか?歯髄があるかないか?詰め物がとれていないかどうか?歯茎の状態がどうか…。
この先生のように、歯と全身とを繋げて診て下さった方は一人もいませんでした。世の中は広いので探せば他にもいらっしゃるかもしれませんが、限りなく少ないのは確かでしょう!

いずれにしても、先生が36番の被せ物を緊急加工して下さり、37番の仮歯を作って下さり、咬合紙で何度も確認し、噛み合わせを現在のベストなところに調整して下さいました!
「全く新しい世界へようこそ!」の言葉と共に、本当に今までとは全く違うスッキリした噛み心地となり、目が良く見え、首のコリが取れ、背中に血(リンパ)が流れ、背筋が伸び、気持ち良く歩け、気分が穏やかで、自然と笑顔になる、そんな変化を感じました。
自律神経支配が変わってくるので、これから色々なところに変化が出てくると思います。必ず記録をしておいて下さいね!と言われましたので、このブログを通じてレポートを書かせていただこうと思います。


まだ途中ですが、やっとここまで来ました!最後はもっと良くなるのですから、楽しみです(*^^)v

お金には変えられません。お金があっても違う歯科で治療している方はたくさんいらっしゃいますから。私は今の先生のところに来れて、本当にラッキーです!

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