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最初に受けたかった歯科治療(19)

◆2018年7月23日 28回目 右下47番
さて、今回はムシ歯菌コントロールのための最後の1本、47番のう歯治療です。
こちらは今の歯医者に来る直前(1ヵ月前)に、拡大鏡を使って、5万円かけて金インレーを入れた歯です。
直前にう歯検知の試薬も使って治療がなされていた事と、神経が残っている歯だという理由で優先順位が最下位となっていました。

金のインレーを外し、治療で詰めた補充材を出来る限り残して進める予定が、開けてみたら真っ黒で、完全にムシ歯部分の取り残しが見つかったそうです。
「アメリカでは、他人の治療を疑うことは決してないけど(完全にされる事が当たり前なので)、日本ではこういう事があるので、ついつい自分で確かめないと気が済まないんだけど、取り除いてみて良かったよ!」と。
「何でこんな治療をしてしまうのかなぁ…。ホント残念だよね。自分がした治療で10年くらい痛みが出なくて、歯が保てば良い、と考えてしたのかなぁ…。」と悲しそうに呟いていました。
治療代も安い中でやるから仕方ないのかなぁ、との事ですが、実際のところはどうなのでしょう!?︎
分かっていながらやっているのか?これで最高の出来!と思い込んでやっているのか?
「私は大学で習わない事を卒後研修で随分と教えて来たんだけど、まだまだこういう事をされてしまうというのは残念だなぁ」と言っていましたので、改めてホームページを見直したら、東北の歯科大卒でした(笑)。でもマスコミ等で信頼できる先生だとオススメされている歯科医院なんですよね。見る目というか、経験がないと、絶対に見極め出来ないと思いました。
37番はムシ歯が神経(歯髄)の深さまで進行していて、レーザーで削っていっても少し出血し、動脈がドクドク脈打っているのが見えたそうです。「確かにコレは怖くて出来ないよね〜」と言っていました。
何故か歯髄部分に麻酔が効いておらず、沁みや痛みを感じながらの治療となってしまいましたが、こういう時は以前に経験した手の合谷のツボを活用します。先生に訴えても良いのですが、また麻酔をするところからのやり直しになるので、ツボによるペインコントロールに挑戦しました。おかげで我慢出来るくらいの痛みで無事最後まで終えることができました。「神経を保護するような処置をしたけど、もしかしたらしばらく痛いか、痛みがドンドン強くなるかもしれない」と言われましたが、あのくらいならきっと大丈夫!と判断出来ました。実際夜寝る前には殆ど痛みが無くなり、朝起きたら噛み合わせが当たりすぎない限り何も感じなくなりました。コレでこの歯もしばらくは生きていく事ができるでしょう(^_^)v
何か痛い気がする!コレは歯茎なのか?歯の中なのか?と自分では分からなかったのですが、やっとスッキリしました。

最初のう歯治療が去年の10月24日なので、ちょうど9ヵ月です。結局、全部で16本、治療済みの全ての歯にう歯が再発しており、再治療となりました。
最初に「全ての歯をやり変えたい気がする!」と思ったのは当たっていたという事になります。
ヒトの勘というのはレントゲンよりも優れているのかもしれません(笑)

口の中のイヤな感じ、違和感みたいなものが無くなり、とてもスッキリしました〜!
次の治療は歪んで捻れてしまった歯の矯正です。
次回は一流の方としか組まないという先生が信頼して協力をお願いする矯正歯科へ伺い、検査を受けます。
さて、どんな結果が待っているのか?楽しみです。