· 

最初に受けたかった歯科治療(18)

◆2018年6月29日 27回目 左下36番
今回は左下36番の仮歯(プロビジョナル)作成です。
これまでは前の歯医者さんで作ってもらった、中が金属で表面がハイブリッドのクラウンを修正して被せていました。
土台が出来たとはいえ、元の歯の影も形もない歯で、問題を起こしている原因歯なので、再現には相当な勘と技術を要する様子。
これだけに3時間の時間を取ってのスタートです。
左下36番のプロビジョナル作成のために、35番と37番のプロビジョナルも外し、バランス良く全てを使って噛み合わせも調整します。
100点満点ではないけれど、現時点では合格ラインに仕上がったようで、無事予定していた時間内に終わりました。
現在ハマっている仮歯は一度目のもの。
とりあえずの形を再現し、身体と口腔内の変化を見て、全て矯正前にはその仮歯で全体の型取りをし、もっと上質なレベルのプロビジョナルに作り替えられます(セカンドプロビジョナル)。
私は早く最高の状態に持っていきたいので、スピーディーに治療を進めてもらっており、半年ちょっとだけのために1本3万円の仮歯が6本。計18万円(+税)ですが、元の歯と身体を取り戻すためなので、あまり気になりません。
これまで一時的に楽になるためにかけてきたマッサージや整体代等に比べれば、この先、人生を終えるまで数十年間への投資なので、価値があると思っています。

無理矢理被せモノで、歯の向きの悪さを矯正される前に出会えていたら、2〜3ヵ月の簡単な矯正だけで済んだのにね!と先生。
何でも早め早めに対応すると簡単に解決するものです。
間違った無理矢理キレイに見せるごまかしの被せモノのために、噛み合わせが崩れ、噛み締めが強くなり、歯がひび割れ、大切な歯を1本失い、半分以上がムシ歯になり、骨隆起が起こり、呼吸の質が低下し、自律神経と免疫系のシステムが上手く働かず、身体が辛くなった、というのが先生の見解。
たったひとつの間違いが大きな破壊を生むという例は至るところで目にし、耳にしますので、きっと間違いないでしょう。

菌のコントロールを最優先に行った結果、血液中へのムシ歯菌排出が止まりました。そしてジワジワと起こり続けていた炎症も収まって来ました。口腔内の金属が取り除かれ、不自然な噛み合わせもだいぶ修正されました。
この時点で最初の状態(辛さ)を10としたら何くらいになりましたか?と聞かれ、気持ちは半分の5と答えたかったのですが、首の位置が変わり枕が合わなくなり、目覚めはスッキリしないので「4」と答えました。
ちょうど前から気になっていた「ヘンプのあんみん枕」が明日届くので、それからは「5」になると思います(^_^)v
自然と後ろに傾いていた首が真っ直ぐに位置し、アゴが上がらなくなっては来ました。短期間でスゴイ変化です。
ゴールが楽しみですね♬