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最初に受けたかった歯科治療(26)

◆2018年11月16日
左下顎の骨瘤起除去術

右側の手術から1ヶ月以上経ち、創が完治したので、反対側の手術です。
左側の方が骨が広範囲で大きいので、ドキドキします。
無痛で局所麻酔をし、切開していきますが、今回は違う箇所を切開するとのこと。
後で写真で見せてもらったら、歯の内側の歯茎の根元から切開していました。歯茎を歯から剥がすイメージですね〜。
歯槽膿漏の手術の場合切開方法だそうです。

骨が大きいので、今回は超音波ではなく、ドリルみたいなもので削っていきます。
どうしても熱が発生するので、水で冷やしながら行っていきますが、どうしても焦げる部分が出るらしく、最後は前回の超音波で削って仕上げていきます。
超音波の振動も独特の感覚なのですが、ドリルはもろダイレクトで、顎の骨に響きました。麻酔はかかっていても、骨への振動は普通に感じるので、負荷がかなりありました。ドリルの方が短時間で終わるのですが、どっちが良いか?微妙です。個人的には舌の裏側に当たる水をガード出来れば、超音波の方が楽だったと思います。
余分な骨が7番まで到達しているとのことで、予定より大きな切開となってしまいました。
縫合が終わってから鏡を見たら、黒い太い糸が歯の表面に何本も出ていますf^_^;
こ、これでは口を開けて笑えないではないですか!どうしたものか…。
前の切開線の方が良かったのでは!?︎…と言っても、時既に遅し(ToT)/~~~
傷がくっ付くまで、1週間ちょっとの我慢です。

前回抗生剤等の薬を全く飲まなかったのが先生にバレ、今回は何も処方されませんでした(笑)ので、また抗生剤は無しでいきます!
ただ、今回は切開が歯の際なので、疼くような痛みが気になり、当日一回だけ鎮痛剤ロキソニンを飲みました。骨折手術時に処方され、一度も飲む事が無かった夫用の薬です。手術後の鎮痛剤は大抵コレです。(夫用のものは後発薬なので、名前が少し違っていましたが)
でも、前回同様、その後は全く痛み無し。顕微鏡で出来るだけ組織や血管を傷付けないよう、低侵襲で手術を行うと、「こうも違うものなのか!?︎」というのが実感です。
とにかく、先生のこだわりは「素晴らしい!!︎」の一言です。
相当変わり者なので、先生の跡を継ぐに値する方が出ないのが残念なところですが(笑)

翌日経過観察で消毒に行き、今回は1週間以上空けてから抜糸です。
歯茎を根元から剥がしているので、くっつくのに時間がかかるのでしょう!

途中抜糸を待たずに糸が自然に外れていきましたが、創部に必要無くなった証拠だと思いそのままに。
その後、他の糸もクルクル動いて、固定されなくなったので、眉カットバサミで結び目を切ってみました。そうして自然に外れるのを待ちましたら、結局は全て外れ、抜糸予約の当日は糸が一本も無い状態に…(^◇^;)。傷もキレイだったので、行かなくても良かったくらいですが、とりあえず診せに行きました。
先生のところでは創傷治癒を促進させるためにサービスでレーザーを照射するので、抜糸が無ければメインはソレです。
診察の結果、全く問題なく、予定通り1ヶ月後に矯正開始OKが出ました。
歯茎の毛細血管がもう少し足りないので、電動歯ブラシでマッサージしてあげること!とアドバイスを受け、あと一番は食物繊維が当たって自然にマッサージされるのが良いとの事で、歯を少し削り噛んだ時に食べ物が歯茎に当たるよう調整して下さいました。
治療の一番の目的は「代謝アップ!」なので、前日に矯正用の仮歯に変え、歯の高さ出しをするそうです。そのために精密な型取りをやり、出来上がった型を再度お直しに出しているので、どうなるのか?楽しみです♬